チャートの見方について初歩知識
では、チャートの見方を少しご説明します。
まず、先ほどの画像を見てください。
長方形の形をしたものがありますよね。
これは「ローソク足」と呼ばれるものです。
上のチャートはドル円「60分」のローソク足のチャートなのですが、
この場合、ローソク足1本分が60分の間でどれだけドルと円で値動きがあったかを示しています。
次に気になるのはローソク足には青と白がありますよね。
青いローソク足はそのローソク足の終値がそれよりも前のローソク足の終値よりも低かったことを示します。白い場合は逆ですね。
また、現時点のローソク足はチャートを見たらわかると思いますが、白くなったり青くなったりします。青い場合は通貨の価格が下がっていることを示し、白い場合は通貨の値段が上がっていることを示します。ドル円だと青だとドルの値段がさがってきており、白だとドルの値段が上がっているということになります。
また、画像の青のローソク足には上下に白い線みたいなのがあることに気がつくと思いますが、この線は上がその時間帯で一番高い値段であったことを示し、下はその時間帯での最安値を示します。
経済指数に気をつけよう!
FXの取引は基本的にはこのローソク足が表示されているチャートを見ながら、今が値上がりの流れなのか、値下がりの流れなのかをチェックして、ショートかロングのポジションに入るタイミングを図り、取引をするというものです。
もちろん、同じ時間軸のチャートばかりを見てても流れがつかみにくいので、「30分」や「10分」といった短い時間軸のチャートや、「2時間」「1日」といった長い時間軸のチャートなどを見比べながら、今の流れがどちらかを判断していく必要があります。
ただ、このようなチャートでわかる流れを大きく変えるものがあります。
それが経済指数と呼ばれるものです。
たくさんあるので、ここでは書ききれませんが、
経済指数とは各国の発表する政策金利といったその国の経済の状態を示す数値のことです。
もちろん、すべての経済指数が値動きの流れを大きく変えるわけではありませんが、政策金利といった超重要指数の場合は、ほぼ大きく値が動くので、大きな利益を得るチャンスとなります。
どんな指数が重要なのかは、
ひまわり証券のページが参考になります。
・ひまわり証券
http://fx.himawari-group.co.jp/report/weeklycalendar.html
ここでは1週間分の経済指数が何時に発表され、
予想はどれくらいか、前回はどうだったかなどが書いてあります。
特に赤のふと文字で書かれた経済指数は、
大きく値動きする可能性が高いので、
発表には要注意です。
ページに記載された予想が大きく外れると、
その分値動きも大きくなりがちです。
なので、指標を目安にして取引に入るのであれば、
指標発表後に動きがはっきりしてから、ポジションを取るか、
それとも両建てで行くかにしたほうがいいですね。
両建ての場合は、指標発表後に大きく損を出さないように、
どちらにも、これだけマイナスに動いたら決済するというようにストップオーダー(逆指値)を入れておくべきですね。
参考記事